大雨でセーヌ川が氾濫の危機! 過去150年で最大の降水量

2016年6月3日

2016年6月3日。ここ最近フランスに多くの雨が降ったため、セーヌ川の水位がかなり上がっています。5月の降水量としては過去統計が始まって以来最大の降水量になっています。

いつもの見慣れたパリの風景とは違いますね。恵みの雨とはいいますが、多すぎるというのもまた問題です。早く水位が通常通りに戻ってくれるといいのですが。

 

 
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セーヌ川とは

セーヌ川はフランス国内を流れる河川の中で、距離の長さで第3位(777km)になります。日本で最も長い川は信濃川ですが、その距離は367kmなので、セーヌ川は信濃川の2倍以上の距離のかなり長い川といえます。

流域面積が78650m2で、同じく日本一の流域面積を誇る利根川の16840m2の4倍以上です。

 

セーヌ川の水位が上昇

様々な場所で水位の上昇が見られ、6mに迫るところも出てきているよう。

エッフェル塔近く

 

ノートルダム大聖堂近く

結構水位が上がっていますね、、、。

 

Alma bridge

 

こちらが、増水前のAlma bridge。

 

その他の場所

 

 

中にはセーヌ川で泳ぐ強者も!

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ルーブル美術館やオルセー美術館も閉館

これを受けて、セーヌ川側にある世界的に有名なルーブル美術館とオルセー美術館は6月3日の閉館を決め、地下に収蔵してある美術品の移動を行いました。

 

 

 
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-災害による危機
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