おうちのエアコン大丈夫?カビが引き起こす怖い病気「夏型過敏性肺炎」

2016年3月12日

aircon

カビ・菌による危機回避

今朝起きたら喉のが悪くて、、、。エアコンつけたまま寝ちゃったのがいけなかったかな。今晩は温度をもう少し高めにしようかな。

ちょっと待って!それ、寒かったから調子が悪くなったんじゃなくて「夏型過敏性肺炎」かもしれませんよ!

 
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夏型過敏性肺炎って何?

「夏型過敏性肺炎」

高温多湿になる夏季に発症しやすく、冬季にはみられません。風通しや日当たりが悪く湿気の多い古い家屋を好むトリコスポロンというカビが抗原です。秋田県や岩手県以北では稀です。

引用元「日本呼吸器学会HP」

抗原であるトリコスポロンを何度も繰り返し吸入してしまうことでおきるアレルギー性の肺炎です。ウィルスによる風邪であれば抗生物質が効きますが、カビには基本的に抗生物質が効きませんから非常にやっかいです。

夏型過敏性肺炎の症状は?

咳、喉のイガイガ感、息切れ、発熱が主な症状です。ですので、病院によっては夏風邪と診断されてしまうことがあります。しかし、そのままにしておくと重症化することがありますので気をつけなければいけません。

夏型過敏性肺炎の治療

過敏性肺炎は残念ながら特効薬がありません。トリコスポロンを排除することが最も大切になります。家の風通しを良くしてカビが発生しないようにしなければなりません。面倒くさいと放っておきがちなエアコンから大量のトリコスポロンが排出されていたなんて洒落になりませんからエアコンの掃除は定期的に行いましょう。

 

 
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