えっ!?治らない背中ニキビはカビのせい?知らないと治らないニキビ対策

2016年4月2日

senaka

ニキビによる危機回避

何度も何度も復活してしまうニキビ。でも、それってカビのせいかもしれませんよ。

 

思春期にニキビができる原因

思春期に顔にできたニキビに悩んだことがある人も多いはず。思春期の時にできた多くのニキビは「皮脂の分泌が多い」→「毛穴が詰まる」→「アクネ菌が増殖する」という順番で起きています。

アクネ菌は常在菌といって、常日頃私達の身の回りにいる菌なので特に問題はありませんが、これが増殖してしまうとニキビの原因となってしまいます。

アクネ菌によるニキビの場合、「皮脂が多くて毛穴が詰まっている」ことが原因なので、一番の対策は「皮膚を清潔に保つこと」になります。だから、顔にできたニキビなんかを予防するときには洗顔を良くするんですね。

注意点:皮膚を清潔に保つためといって、ゴシゴシ身体を洗ってはいけません。皮ふを傷つけて余計に悪化してしまうことがあります。洗う時は、優しく、優しくがポイントです。

大人になってからできる「大人ニキビ」の原因

大人になるとニキビは減ってきますが、それでもニキビができてしまいますが、この「大人ニキビ」はアクネ菌の増殖というよりも、固くなってしまった角質層が剥がれないで毛穴を塞いでしまうことが原因であったりします。

何故、角質層が固くなってしまうかというと、社会人になって「いろいろなストレスに晒されたり、偏った食生活をしてしまったり、過剰な飲酒をしてしまっていたりする」からです。あぁ、耳が痛い。そうです、その通りですごめんなさい。

ですので、一番の対策は「生活習慣の改善」になります。睡眠時間をしっかりとって、栄養をたっぷりとって、スポーツをしたり、友達と遊んだりしてストレス軽減を図るのが良いです。

 

背中や胸にできるニキビはマラセチア菌が原因?

背中や胸にできたニキビがなかなか治らない・・・。そんな悩みを抱えているあなた、それはマラセチア菌による毛包炎かもしれません。

マラセチア菌もアクネ菌と同じく常在菌の一種ですが、なかなか治らないと思っている人は、まず皮フ科に相談に行きましょう。カビ菌に効く「抗真菌薬」で症状が軽くなることが多いようです。

自然治癒の可能性が低い代わりに医療機関で治療を行えば治りやすく、抗真菌外用薬を塗ると軽快することが多いようです。

引用元「相澤皮フ科クリニック

ニキビ予防のための食事

ニキビ予防のために必要な栄養素とそれが多く含まれる食材をご紹介します。

ビタミンB2(皮脂の代謝を正常化するため)

鮭(6.38mg)、豚レバー(3.60mg)、海苔(2.68mg)

ビタミンB6(皮膚炎などの炎症を予防する)

トウガラシ(3.61mg)、にんにく(2.32mg)、パセリ(1.47mg)

ビタミンC(皮脂分泌を抑制するため)

アセロラ(1700mg)、ケール(1100mg)、焼き海苔(210mg)

()内は食品100gあたりに含まれる量

栄養素は文部科学省HPより抜粋

-カビ・菌による危機
-