「過労死(karoushi)」についての海外の反応まとめ

2017年10月11日

厚生労働省から過労死白書なるものが出されるほど、過労死の抑制が課題となっている日本。

過労死は英語でも「karoushi」として認識されるワードになっており、日本特有の現象と言っても良さそうです。

それでは、この過労死(karoushi)について海外の人はどんな印象を持っているのでしょうか。

 
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過労死だなんて狂気じみてる

そうですよね。うん、私達日本人もそう思います。過労死に関しては、「狂気じみている」「病的だ」などという声がかなり多いです。

仕事で自殺をするなんて馬鹿げている

そもそも仕事関連で自殺をすること自体が馬鹿げていると思うようです。しかし、そうまでしてでもその場から逃げたい。そう思わせてしまう環境が日本の社会にはあるのかもしれません。

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日本では長く働くことが良いとされているのでは?

海外では成果に対して評価がなされるのに対して、日本では「会社に長くいることが評価される」土壌があるのだと思います。

自分の仕事が終わったのに、早く帰ると後ろめたい。だから、会社に残って仕事をする。

仕事が遅かったとしても、夜遅くまで残っていることで「あいつは頑張っている」と評価されやすい体質が多くの会社であることは否めないと思います。

過労死するくらいなら会社を辞めればいいのに。

過労死するくらいなら会社を辞めたらいいのに。海外の人は不思議なことに思えるようです。

しかし、日本の場合、転職市場が活発ではないため一度入った会社を辞めるというのは勇気がいります。新卒ばかりに力を入れるのではなく、中途採用にも力を入れるようになればもう少し変わってくると思うのですが。

まとめ

海外の人にとって、「karoushi」は信じられないもののようです。そんなに嫌なら逃げたら良いのにと。

日本人の私達だって、逃げられるものなら逃げたいです。けれど、日本は海外と違って「転職が難しい」土壌があるため嫌でも辞められないという実情があります。

また、そもそも「会社に遅くまで残っている方が頑張っている人」という評価をしている上司が多いこともあります。

今後、働き方改革が進められていく中で、仕事時間がもっと厳しく規制されれば少しは良くなるでしょう。一刻も早く規制ができることを願うばかりですが、そうは言っても待ってはいられない人も多いと思います。

やはり「命あっての物種」です。仕事や会社に殺されないように、心が悲鳴を上げていたら会社から離れることも大事だと思います。

 
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-働く人の危機