冷蔵庫に忍び寄る危機回避
突然ですが、あなたがこの前冷蔵庫を掃除したのっていつですか?
1ヶ月前? 半年前? 1年前? それとも買った時からそのままなんてことは、、、。
家庭的だって言ってもらえたけど、よく読んでみてください、今までの怠慢を1つずつ解消していってるだけです。多分2年間冷蔵庫掃除したことないって、相当の怠慢。
— たま@歩く「かわいい」 (@tmizm15) 2015年3月17日
冷蔵庫掃除したことないヤツが新しい冷蔵庫欲しいとか言うなと嫌味言われたι(`ロ´)ノ悔しい~あるわっ。3回くらい…。
— konata (@konatarou7) 2012年5月27日
もしそうだとするなら、今すぐ掃除をしてください。あなたの冷蔵庫がカビだらけの状態からいち早く脱出するために!
カビの検出数が多いのは野菜室
冷蔵庫、冷凍庫、野菜室。この中でカビの発生が多いのは野菜室です。大きな理由はやはり温度です。冷蔵庫は1~5度くらいなのに対し、野菜室は5~7℃くらいと温度が少し高めな設定になっており、カビが繁殖しやすくなります。扉の開閉による温度低下がなかなか進みませんので、冷凍庫、冷蔵庫よりも繁殖しやすくなってしまいます。
特に野菜室内棚、冷凍庫内底、卵置き場底、チルド室内底等の汚染度が高いことが分かった。
引用元:「東北女子大学 冷蔵庫内のカビの発生について」
ビニール袋に野菜を入れるとカビやすい
野菜の保存の仕方でもカビの発生に違いがあり、密閉度が高いほどカビは生えづらくなります。もし野菜を密閉度の低いビニール袋に入れているのなら注意しましょう。
4つの保存法を比較すると、カビの増殖を防ぐことができるのは、順に真空保存容器、タッパー、ラップ、ビニール袋となり、密閉度が高い順と考えられる。
引用元:「東北女子大学 冷蔵庫内のカビの発生について」
野菜室の掃除の仕方
1.野菜室から野菜を全て取り出し、ゴミを取り出す
2.消毒用エタノールで拭く
3.ペーパータオルで拭き取る
冷蔵庫の使い方3箇条
1.開閉時間を短くする。開閉回数を少なくする
冷蔵庫は通常、1℃~5度位に保たれていますので、たいていの菌の繁殖は抑えられています。
しかし、冷蔵庫の扉の開閉時間が長かったり、回数が多かったりすると、「冷蔵庫の中の温度が上がってしまい、菌が繁殖しやすい状況になってしまいます」
また、外の温度と差によって結露ができてしまい、これまた菌の繁殖を促進させるのに一役買ってしまいます。
2.詰め込み過ぎない
たくさん詰め込みすぎてしまうと、それだけ冷気が行き渡らず温度が下がりにくくなってしまいます。
3.熱いものを入れない
2と同じですが、熱源が冷蔵庫の中にあればそれだけ冷えるまでの時間が長くなってしまいます。
製氷機にも注意!
水を溜めておくとかってに作ってくれる自動製氷機ですが、実は長期間氷を入れっぱなしにしてしまうと水道水に含まれる残留塩素が減ってしまい、給水経路にカビが発生してしまうことがあります。
知らないうちに実はカビ入りの氷を食べていたなんてことにも。
「氷から臭いがする」「味が変わった」という風に感じたのなら、すぐに製氷機の掃除をしてください。