「お金があれば、こんな会社辞めてやるのに」
「もっといい家に住むことができるのに」
「値段を気にせず買い物ができるのに」
そう思っていても、実際のところは「宝くじで1等が当たらないかな」とか「嫌な上司がどこかへいかないかな」と運や他人任せなことを妄想してばかり。
そんな風にグダグダしているうちに、日本でも貧富の格差はどんどん広がっていっています。
「お金を欲しいと思って、運に頼って、結局そのまま貧乏」でいるのか、それとも「今の生活スタイルから脱して富裕層への仲間入り」を果たすのか? その選択は自分次第です。
お金を持っている人は、これからもどんどんお金が増えていきます。はたして彼らは何をしているのでしょうか?
貯蓄を増やす方法
貯蓄を増やすための方法は2つしかありません。「支出を減らす」か「収入を増やす」かです。
支出を減らしても効果は小さい
しかし、支出を減らす、つまり節約しても貯蓄が劇的に増えることはありません。電気をこまめに消す、お買い物は特売日に買うなどしても、月々に節約できるのはせいぜい2万円くらい。1年間で20万円です。
確かに20万円も節約できれば大きいとは思いますが、はたしてそれでお金持ちの部類に入れるか? というとそれは難しいです。
日本で年収upの転職は厳しい
では、収入を増やすためにはどんな方法があるのか。一つは転職して年収アップを図ることでしょう。ただ、海外では転職するたびにステップアップしていくのに対し、日本の労働環境は終身雇用制を長年用いてきましたので、基本的には転職すると一からやり直しになります。
年収アップをする人はもちろんいますが、基本的に日本は年収アップしにくい構造になっています。
お金持ちは不労所得で貯蓄を増やしている
「それならどうすればいいんだ!結局年収の多くないとダメじゃないか」と思われるかもしれません。
もちろん年収が多ければそれだけ貯蓄はできますが、年収が多くなくてもできることがあります。
それが「不労所得でお金を増やすこと」です。
お金持ちの多くは不労所得によって、どんどんお金が増えていっていることに早く気づきましょう。
銀行に預けておいてもお金は全然増えない
日本ではお金を銀行や郵便局に預けておくことが良しとされています。しかし、マイナス金利になってから、どんどん金利が下がってしまい、ついには0%になる銀行も出てきてしまいました。
これでは、お金は増えるどころか、引き出しなどの手数料でマイナスにしかなりません。
お金持ちは投資をしている
お金持ちは銀行や郵便局だけに預けるのではなく、積極的に投資をしています。
日本証券業協会によると、年収が400万円未満の人で投資をしている人がわずか5%であったのに対し、年収1000万円以上では43%の人が投資しています。
簡単に不労所得は得られない
不労所得を得る方法は「不動産投資」「株」「FX」「バイナリーオプション」などあります。
しかし、投資をしたことのない人がいきなり投資を始めても、市場の猛者共に食われて終了です。それでは意味がありません。
不労所得とはいいますが、不動産投資や株など事前に猛烈に勉強した人だけが、労力少なく所得を得ているという意味です。決して楽して簡単に大金が転がり込んでくるというものではありません。
しかし、仕事で忙しくて猛勉強する時間がないという人も多いでしょう。
勉強する時間がない人には「投資信託」がオススメ
株やFX、先物取引などのように、大きなリターン(半年で2倍に増えるなど)を得られる代わりに大きなリスクを伴うものがあります。
しかし、投資信託は投資のプロがあなたの代わりに投資先を選んで、リスクを分散させて投資するものです。これで投資の勉強をする時間は大幅に短縮できます。
リスクを抑える分、FX等に比べたらリターンは見劣りするかもしれませんが、それでも年率10%のものは、ゴロゴロあります。200万円預けていれば翌年は220万円になり、働かなくても20万円増えているわけです。
一生懸命、毎日毎日節約。「どこのスーパーが特売日かな」「今月は飲みに行くのはやめておこう」と思って20万円節約。 かたや働かなくても20万円。
そして「働かなくてもお金が入ってくる」ということは確かにすごいことですが、それよりすごいのは「自由な時間が増える」ことです。
その自由な時間を使って、趣味の時間に費やすもよし、自分の能力を高めるもよしです。投資をすることで時間も増えるんです。
投資は複利がすごい
また、投資がすごいのは増えたものがさらに増える(複利)があるからです。
仮に年率10%で資産が増え続けると1年目は220万円ですが、これが翌年10%増えれば242万円になり、さらに翌年も続くと 269万円になります。
単純計算ですが、年率10%が続けば投資した200万円はたった7年間で資産は400万円になる計算です。(一生懸命節約しても20万円 x 7年で140万円です)
投資信託を選ぶ際に気をつけること
ただし、投資信託はどれを選んでもいいのかというと、そういうわけではありません。選ぶ際に気をつけておかなければいけないこと、知っておかなければならないことがあります。
投資実績をよく確認する
投資信託は不動産投資や株に比べると、リスクが軽減されていますがゼロではありません。元本を保証しているわけではないのです。
少なくとも、ここ数年の投資実績は見ましょう。基本は右肩上がりで、資産が増えているもの。決して右肩下がりのものを選ばないように。
それでも
「元本保証が絶対欲しい! でもお金は増やしたい!」
「リスクはゼロでなくちゃ嫌だ!」
という人はおとなしく銀行にでも預けておいてください。200万円預ければ1年たって200円増えていると思います。
販売手数料がかかる
投資信託は「買う時」と「売る時」に販売手数料(1~2%程度)がかかるものが多いです。
投資信託は基本的に長期的に投資するものです。投資をしてすぐに「これは解約して他のにしよう」と売ってしまうと手数料分マイナスになってしまいます。
ですので、数ヶ月程度ですぐ売るかもしれない人は手数料が無料(ノーロード)の投資信託を買うようにしましょう。
オススメの投資信託会社は?
投資信託会社はいくつもありますが、オススメの投資信託会社を紹介します。
三井住友アセットマネジメント
三井住友アセットマネジメントは、三井住友ファイナンシャルグループの関連会社です。
特徴的なのは上でも説明した販売手数料が無料だという点です。数ヶ月で売ったり買ったりする可能性がある人にオススメな会社です。
オススメポイント
・販売手数料が無料(ノーロード)
・1,000円から積み立てられる
・三井住友フィナンシャルグループの投資信託の会社
まとめ
今の日本は、「お金持ちはよりお金持ちになる」という社会になってきています。
銀行に預けているだけではほとんどお金は増えず、貧富の格差はどんどん広がるばかりです。
「まぁ、よくわからないから後でいいや」と思っていればそれまでです。投資に関しては早く経験した方が複利の面からも圧倒的に有利です。
初心者には投資信託を勧めていますが、それ以外にも色々と投資はありますので自分に見合ったものを探せば良いのです。
あなたは、そのままの暮らしを続けますか? それとも一歩を踏み出す人ですか?
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