過労死を防げ! 疲労・ストレスの蓄積度が高い業種トップ3!

2016年10月9日

過労死については月80時間以上の労働が因果関係があると言われており、10人に1人は月80時間以上の労働をしているという現実があります。厚労省の今回発表したアンケート結果から、疲労やストレスを感じやすい業種がわかりましたので一緒に見ていきたいと思います。

※厚労省が「過労死白書」を発表! 10人に1人が過労死の危険性にさらされている!

 
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疲労やストレスを感じやすい業種トップ3

疲労度の蓄積が高いトップ3

厚労省の行った約14000人の労働者に対するアンケート「労働者の疲労蓄積度自己チェックリスト」によると、現在の疲労の蓄積を「低い」「やや低い」「高い」「非常に高い」の4分類とした時、「非常に高い」と答えた割合の多かった業種は以下のとおりとなり、宿泊業従事者の5人に1人は疲労の蓄積度が非常に高いと答えています。

第1位 宿泊業・飲食サービス業(20.5%)
第2位 運輸業・郵便業(18.8%)
第3位 教育・学習支援業(18.1%)

ストレスが多いと感じる業種トップ3

同じく、ここ数週間でストレスを感じているかというテストを行ったところ、ストレスが多い業種でトップだったのは、医療・福祉となりました。

第1位 医療・福祉
第2位 サービス業(他に分類されないもの)
第3位 卸・小売業、宿泊業・飲食サービス業

労働時間と疲労度、ストレスの関係

想像通りの結果かと思いますが、労働時間が長くなるほど、疲労度、ストレスを感じやすくなります。

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引用元:「厚生労働省 平成28年版過労死等防止対策白書

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睡眠時間が短いと疲労も蓄積される

うつ病診断の際にも「よく眠れているか?」という質問があるように、睡眠時間がしっかり取れているかどうかというのは疲労の蓄積に大きな影響をあたえます。とりわけ6時間未満の睡眠時間の人は疲労が蓄積していると答える割合が多かったです。

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引用元:「厚生労働省 平成28年版過労死等防止対策白書

 
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