【要注意】震災後に発生しやすい病気や体調不良まとめ

2016年4月25日

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震災後に起きやすい病気や体調不良からの危機回避

地震による危機回避 総まとめ

震災が起きた後は、感染症や避難時におけるストレス、復興時のホコリなど様々な要因から病気や体調不良になることが多くなってしまいます。十分気をつけて対策をしてください。

 

 
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食中毒・感染症

避難所生活においては、多くの方が同居することになりますのでノロウィルスの集団食中毒が発生したり、インフルエンザが蔓延したりすることがありますので、注意が必要です。

最新食中毒ランキング2018! 気をつけるべきはやっぱりあの菌!

 

エコノミークラス症候群

正式名称は「急性肺梗塞」といいますが、エコノミークラス症候群としての名前のほうが認知度はかなり高いです。
ただ、その名前からか、飛行機に乗ったらなりやすい病気でしょくらいに思っている人が多いのですが、死亡することもありますので本当に注意してください。

【原因】長時間、緊張や不眠、不動、脱水などがつづくとふくらはぎなどの静脈にできた血栓が肺で詰まって起こる。
【なりやすい人】60歳以上の高齢の方が特になりやすいので注意が必要です。
【症状】息苦しさ、息を吸う時の胸の痛み、冷や汗など
【対策】
・長時間同じ姿勢でいないこと
・水分補給をまめにすること
・コーヒーやアルコールは利尿作用があるため避ける
・手足を動かして軽くストレッチをすること

避難所ではトイレの数が限られるため、夜中などはトイレを我慢して動かないことでエコノミークラス症候群になる方がいらっしゃいます。

参考元:「国立循環器病研究センター

 

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たこつぼ心筋症

面白い名前だなと思うかもしれませんが、実際に心臓の左室が収縮期に「たこつぼ」のような形状をすることから名前がつけられました。

【原因】原因は特定されていませんが、強烈な心理的ストレスが影響していると考えられています。
【なりやすい人】7:1で女性の方がなりやすく、60歳以上の高齢者が特になりやすいです。
【症状】胸の痛みや不快感を感じる人が多く、自然に良くなっていくことが多いのですが、急性心不全や脳塞栓になることもあるため注意が必要です。
【対策】原因がよくわかっていないため、不調を感じたら診察してもらいましょう。
参考元:「阪和記念病院HP

 

破傷風

【原因】傷口に破傷風菌が感染すること
【なりやすい人】95%以上が30 才以上
【症状】潜伏期間3~3週間を経て口が開き難い、顎が疲れるなどの症状が現れ、重篤な場合には呼吸筋が麻痺して窒息死することがある。(致死率30%)
【対策】ワクチンの摂取

参考元:「国立感染症研究所HP

 

倒壊した建物からのアスベスト被害

地震によって倒壊した建物からは大量の埃放出されます。その倒壊した建物が古いものだった場合アスベスト (石綿)が含まれていることがあるので注意が必要です。

アスベストは0.1~0.3μmと非常に小さくPM2.5に含まれます。普通のマスクではアスベストが透過してしまので注意してください

【症状】アスベストが肺に長期間存在することで肺がんや悪性中皮腫等になりやすいと言われています。
【対策】倒壊した地域へ行く際は、高精度のマスクを着用して行きましょう。
そのマスクで大丈夫?PM2.5対策として知っておくべき項目

参考元:「厚生労働省HP

 

子どもたちのPTSD

大きなショックによって特に感受性の強い子どもたちがPTSDになりやすいので、お父さん、お母さんはしっかりお子さんを守ってあげてください。

子どもたちを守ってあげて! 震災のニュースを見続けるとPTSDになりやすい

 

 
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