出展:「地震調査研究推進本部」
地震による危機回避
地震発生のメカニズムとして大きく2つにわけられます。それが「活断層型」と「海溝型」になります。
東日本大震災は海溝型。そして今回の熊本地震は活断層型になります。
活断層型の地震
活断層は地面に引っ張る力や圧縮される力が加わって、もう耐えられないという状況になった時に断層がズレます。その時に起こる地震が活断層型地震になります。
活断層型地震は、断層が長いほど、大きな地震を引き起こします。
各地域の活断層は「国土地理院HP」で確認することができますので、自分が住んでいる地域の活断層はどうなんだろう?と気になる人は見てみましょう。
ちなみに関東地方には活断層があまり見られませんが、ないのではなく「関東ローム層によって土地が覆われてしまっていること」「大都市になってしまっていること」によりあらためて調査ができていないだけです。活断層がないわけではありません。
出展:「地震調査研究推進本部」
海溝型地震
私達の住む日本は「ユーラシアプレート」「北米プレート」「フィリピン海プレート」「太平洋プレート」の4つのプレートの境界にあります。
これらのプレートが相手のプレートが沈み込んでいく中で、力が蓄えられ、元に戻ろうと一気に開放された時におきる揺れが海溝型地震になります。
出展:「地震調査研究推進本部」
30年以内に震度6弱以上の地震が来る確率
文科省の地震対策本部が報告しているもの(2014年作成)による30年位内に震度6弱以上の地震が来る確率を予想した日本地図がこれです。
濃赤の部分は26%以上の確率で来ると予想されています。想像通りといいますか、やはり太平洋側は大きな地震が起こりやすい地域といえます。
出展:「地震調査研究推進本部」
この情報は、「防災科学技術研究所 地震ハザードステーション」でもこれらの地図を見ることができますし、iPhoneやAndroidのアプリにも対応していますので、試してみてはいかがでしょうか。