【検証】スーパームーンは地震の発生と関係あるの?2018年はいつ見られる?

公開日: 2016/11/13  

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地震による危機回避 総まとめ

満月や新月など、古来から人は月の満ち欠けを様々な現象と結びつけてきました。地震の発生もその一つですが、実際に科学的な検知からも「月の引力が地震発生のトリガーになる可能性はある」と言われています。

以前、「満月や新月などの月齢」と「地震発生」の関連性を検証してみましたが、頻度だけで言えば満月・新月の日に地震が発生しやすいというよりは「上弦の月」の時に日本では地震が発生している傾向が見られていました。

※【検証】満月・新月の日に地震は起こりやすいのか?

 

さて、今回は満月の中でも特に地球に近づいた時に見られる満月(スーパームーン)と地震の発生について検証してみたいと思います。

 

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スーパームーンとは?

天文学的にスーパームーンというものが定義づけられているわけではありませんが、ざっくりいうと「地球に月が近づいている時の、満月・新月」のことを指しています。

満月や新月に近いも遠いもあるの? という疑問をもたれるかもしれません。

月は地球の周りを楕円軌道を描いて公転していますので、実は満月といっても「地球から遠い満月」と「地球に近い満月」が存在しています。

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地球と月との距離は約35万6千km~40万7千kmで変化していますが、このうち地球に90%近づいてた場合(35万6千km~35万8千kmの間)に見える満月もしくは新月のことをスーパームーンと呼んでいるようです。

The term supermoon has entered popular consciousness in recent years. Originally a term from modern astrology for a new or full moon that occurs when the moon is within 90% of its closest approach to Earth in a given orbit, supermoon now refers more broadly to a full moon that is closer to Earth than average.

引用元:「Nasa HP

スーパームーンは大きく、明るい

スーパームーンが満月だった場合は地球に近いため、大きく、そして明るく見えます。(新月の場合はそもそも暗くてほとんど認識できない)

地球から遠い時に比べて、大きさは15%・明るさは30%明るくなります。

 

スーパームーンが見られる日

スーパームーンの発生日は毎年違う

実はスーパームーンは毎年同じ日付に見られるわけではありません。上で述べたように月は地球の周りを楕円軌道を描いて8.85年で公転しています。

そのためスーパームーンは毎年同じ日になるわけではなく、少しずつズレることになりますし、その時の距離も違っています。

 

2018年のスーパームーンは2018年1月2日

2018年のスーパームーンは、新年になってすぐの1月2日11時25分です。(最も近づく時間は1月1日の21時56分。距離は356,565km。)

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スーパームーンと地震の発生について

それではスーパームーンと地震の発生には関連性があるのでしょうか?

そこで、2001年以降のスーパームーンと日本で地震が発生しているかどうかについて表にしてみました。

「スーパームーンの前後1ヶ月のうちに震度6以上の地震が発生しているのか?」という集計を取ってみると当てはまるのは、2001年、2005年、2011年、2016年の4回でした。

「4/15なので、確率27%」といったところでしょうか。震度6弱の地震は平均すると1回/年で起きていていますので、適当に選んだ2ヶ月間で震度6以上の地震が起きる確率17%です。

スーパームーンの前後1ヶ月は大きな地震が少し起きやすいのかもしれません。

年月日月と地球の距離[km]震度6以上の地震が
前後1ヶ月のうちに発生したか
2001年2月7日356,852
2001年3月8日359,7782001年3月24日
震度6弱(広島)
2002年2月27日356,897
2002年3月28日357,011
2003年4月17日357,157
2004年6月3日357,248
2005年7月21日357,1592005年8月16日
震度6弱(宮城)
2006年9月8日357,174
2007年10月26日356,754
2008年12月12日356,567
2009年1月11日357,500
2010年1月30日356,593
2011年3月20日356,5752011年3月11日
震度7(東日本大震災)
2012年5月6日356,955
2013年6月23日356,991
2014年8月11日356,896
2015年9月28日356,882
2016年11月14日356,5202016年10月21日
震度6弱(鳥取地震)
2017年12月4日357,492
2018年1月2日356,565
2019年2月19日356,761

2016年に起きた熊本地震は月と地球の距離がかなり遠い位置の時に起こった地震でした。

 

まとめ

月や太陽の引力が、地震の発生に関係がありそうだとの専門家の意見があります。実際に引力という物理的な力が働きますので、地震発生の起因となるのかもしれません。

今回の検証では、適当な2ヶ月の間に震度6以上の地震が起きる確率よりもスーパームーンが見られる前後1ヶ月の間に地震が起きる確率が少しだけ高い結果となりました。(10%程度なので誤差の可能性は大いにありますが。)

スーパームーンが近づいたからといって過度に心配する必要はありませんが、地震大国日本に住んでいる限り、地震から逃れることはできませんので「いつ来るのか不安だ」と怯えるのではなく、「いつ起きても準備は万端」といえるように備蓄を揃えたり、家具の転倒防止をしたり、家屋の耐震補強をしたりしてください。

そして、せっかく大きな満月を見られるのですから、周りに高い建物のない広場などに行って、いつもより大きく明るい満月を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

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