マンションに住む人は必読! 地震の際に覚悟すべき4つのこと

公開日: 2016/12/11  

マンションに住んでいる、もしくはこれからマンションに住もうとしているあなた。大地震の時にマンションではどんなことが起きるのか想像できますか?「揺れるだけでしょ」なんて思っていたら大間違い!揺れだけじゃないマンションにおける特に注意すべき4つのことを紹介します。

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高層マンションは長周期振動での揺れが大きい

物には固有振動というものがあり、その振動に近い揺れを与えられると振動が更に大きくなります(共振)。

マンションに置き換えると、階層が高いほど長周期振動による影響が大きくなります。国土交通省によれば、60階建ての建物は1~2秒の固有周期を持っているとされます。地上ではゆっくりとした振動なのでほとんど揺れを感じなくても高層階はものすごい揺れを感じるということが起きることになります。

 

被災マンション法で再建の判断がなされる

被災マンション法とは?

「被災区分所有建物の再建等に関する特別措置法(通称:被災マンション法)」は大規模な災害が起きた時に、価格の1/2以上の被害を受けたマンションをどう再建するかを敷地の共有者の5分の4以上の多数決で決めることができる法律です。当然のことながら、自分の意見だけで再建できるかどうかが決まるわけではありません

第四条
敷地共有者等集会においては、敷地共有者等の議決権の五分の四以上の多数で、滅失した区分所有建物に係る建物の敷地若しくはその一部の土地又は当該建物の敷地の全部若しくは一部を含む土地に建物を建築する旨の決議(以下「再建決議」という。)をすることができる。

再建か?売却か?の合意が難しい

被災の度合いによってもことなりますが、大きく分けると再建するか、売却するかを決める集会が開かれることになります。しかしこれはお金が絡む非常にナイーブな問題なので、合意形成にはかなりの時間がかかってしまいます。被害が出ているのに為す術がないという状況が長く続くことも想定しておいたほうが良さそうです。

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水道について

配管破損による水害

水道の配管が地震よって破損した場合、それが自分の住んでいる上階で起きたりすると水浸しになってしまう可能性があります。

水道の復旧

マンションはポンプで揚水して屋上のタンクに貯めているところが多くあります。一旦組み上げてしまえば、あとは重力に従って各家庭へ配分すればよいのですから無駄なエネルギーがかかりません。しかし、停電してしまうとポンプが動かず水道が使えなくなってしまいます。

一般的な家庭では地面からの高さが高くないため、配管が壊れていなければ水道を使えるところが多いのですが、地面の高さから高い位置にあるマンションは配管が壊れていなくても水道が使えなくなってしまうのです。

停電の場合については、電気の復旧とともに水道が使えるようになるので、まだ良いのです。これが屋上のタンクの破損や配管の破損になると、いくら水道が復旧していてもマンション管理者による修理が行われなければ水道を使うことができません。一般的にマンションの水道復旧は長期化する傾向にあります。

 

立体駐車場について

立体駐車場から車を出せないことがある

マンションの中には立体駐車場がついているところもあるでしょう。実はこの立体駐車場で気をつけなければいけないのが「停電」です。そう、大きな地震が起きると停電が発生してしまいますが、それは屋内だけでなくマンションの設備についても同様です。すると、どうなるか。

・立体駐車場のゲートが開かない
・機械可動式の場合は車すら出せない

ということが起きてしまうのです。

 

機械式立体駐車場は耐震基準が低いものがある

そして、機械式の立体駐車場の一部は「建築物」ではなく「工作物」に該当するものがあります。この「工作物」は耐震に関して、「建築物」より基準が緩くなっており、過去の大きな地震では機械式の立体駐車場に格納していた車が地震の揺れによって落下したなんて話もあります。

駐車場の場所を選べるのであれば、機械式の立体駐車場は避け、自走式の立体駐車場を選ぶようにしましょう。

 

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