2019年3月27日 宮崎県で震度4の地震が観測されました。マグニチュードは5.4。日向灘沖が震源となる地震でした。
この地震に関する考察を書いていきます。
2019年3月27日の地震
今回の地震情報は以下の通り。震度4は観測していますが、マグニチュードの大きさは5.4と、そこまでの大きさではありませんでした。
日時:2019年3月27日 15時38分ころ
震源地:日向灘(北緯32.2度、東経132.2度)
震源深さ:約10km
マグニチュード5.4
ちなみに、震度4の地震を観測したのは15時38分でしたが、実は同じ日の9時11分にも同じマグニチュード5.4の地震が起きています。連続でというのは少し不気味に思えます。
日向灘は震源地として有名
今回震源となった日向灘沖ですが、地震の震源地としてはとても有名な場所です。下の図は2000年以降宮崎県で震度4を観測した場合の震源地を記したものですが、ほとんど日向灘沖に集中していることがわかります。
今回もこのうちの1つとして数えられることになります。
引用元:気象庁HP
過去、日向灘沖の地震として大きかったのは「1968年の日向灘沖地震」で、マグニチュードは7.5。今回の5.4に比べてもかなり大きい地震でした。
日向灘沖地震の確率
地震本部によれば、日向灘沖地震は気をつけるべきものと報告されており、今後30年以内に40~80%の確率でマグニチュード6.4~7.4の地震がくると予想されています。
今後大きな地震は起きるの?
地震が起きると、「近々大きな地震がくるんじゃないの?」と不安になる方がいますが、現代科学では正確な地震発生予想はできないといわれていますので過度に不安になることはありません。
もっとも日本は地震大国なので、明日にも大きな地震が起きる可能性があることだけは覚えておきたいところです。
ちなみに、1968年の日向灘沖地震ですが、この地震が起きる前に震度3の地震が起きていたのかというと、特にそういうわけでもありませんでした。
1966年の末に1回震度3の地震があった程度です。
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