2016年に地震が多かった都道府県はどこ? そして少なかったのは?

2017年5月18日

地震大国日本。その日本の中で、2016年に最も地震が多かった都道府県はどこだと思いますか?逆に、一番少なかった都道府県はどこだと思いますか?

いつ起きるかわからない地震ですが、あなたの住む都道府県は、発生しやすい地域なのかどうなのか。ここでチェックしてみましょう。

【集計方法】
「2016年に発生した震度3以上の地震」をカウントしました。
※参照元「気象庁HP」

 
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発生ランキング

第1位 熊本県

はい。皆さんの予想通り2016年に起きた震度3以上の地震発生ランキング第1位は熊本県でした。これはもう、言わずもがな「熊本地震」の影響です。震度3以上の地震の回数はその他を圧倒して多く、483回でした。

 

第2位 大分県

続いて第2位も「熊本地震」の影響の大きかった大分県で、発生回数は115回。熊本に隣接する県の中でも震源の近かった大分県が2位になるのは納得でしょう。

 

第3位 鳥取県

そして、第3位になったのはどこかというと、九州ではなく鳥取でした。こちらは2016年10月に起きた鳥取地震の影響ですね。熊本地震ほどではないですが、震度6弱とかなり強い地震でした。

 

未発生ランキング

では、反対に2016年に地震が発生しなかった都道府県はどこかというと・・・。

第1位 富山県

第1位に輝いたのは富山県でした。なんと震度3以上の地震の発生数は「0回」でした。すごい、地震大国日本において0回は本当にすごいです。

 

第2位 石川県・福井県・富山県

同率2位が3つでした。これを見ると北越地方は地震の発生が2016年は少ない結果となりました。

 

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都道府県別 地震発生ランキング

さて、今回は2016年に起きた震度3以上の地震の発生数をカウントしましたが、ここには一つ落とし穴があります。

それは面積を考慮していないということです。例えば、北海道で1回地震が起きたというのと、東京で1回地震が起きたというのでは東京の方が面積が小さい分だけ都内では地震を感じやすくなります。

これが北海道の釧路で地震が起きたとして、函館でその地震を感じることができるかと言われると微妙だったりします。

そこで、今回は「1万km2あたりの2016年に起きた震度3以上の地震発生回数」も追記してみました。

これを見ると大きな地震のあった九州地区、鳥取を除くと茨城県や千葉県など関東地方で地震が多く発生していることがわかります

都道府県発生回数発生回数/1万km2
1熊本483652
2大分115181
3鳥取45128
4佐賀1978
5長崎2868
6福岡3264
7茨城3964
8東京1359
9千葉2752
10宮崎3950
11神奈川1146
12鹿児島3942
13栃木2539
14宮城2737
15埼玉1437
16福島3727
17沖縄626
18大阪526
19愛媛1119
20群馬1219
21青森1516
22岡山1115
23岩手2214
24山口711
285香川211
26高知710
27山形910
28静岡79
29京都49
30奈良38
31愛知48
32滋賀37
33徳島37
34兵庫67
35和歌山36
36島根46
37新潟76
38長野75
39秋田65
40広島45
41北海道293
42三重23
43岐阜33
44石川12
45福井12
46山梨12
47富山00

 

 

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