被災者が地震の後に意識するようになった5つのこと

2018年3月1日

阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震など大きな地震が起きる日本。

日本に住んでいる限り、地震から逃れることはできません。しかし、地震による被害を最小限に留めることはできます。

過去に被災した人たちが、地震の前にはしていなかったけど地震を通して気をつけるようになった5つのことについて紹介します。

備蓄品を多めにストックするようになった

とても多かったのが、「備蓄品のストックを多めにするようにした」というものです。

特に、東日本大震災や熊本地震などの大震災の場合には、なかなか補給がされず食料や水が不足する自体が何日も続きました。

「ふだんからもっと備蓄しておけば良かった」という声は驚くほど多かったです。

政府は飲料水は1人あたり3日分は用意したほうがいいと推奨していますが、大震災を想定するのであれば1週間分は備蓄しておきたいところです。

食料品に関してはストックを多くしてしまうと、「賞味期限が切れてしまったときにもったいない」と思うかもしれません。

しかし、常日頃から使う食材を多めに備蓄食材としてもっておけば、古いものから順次消費していくことで、常に新しいものを備蓄品にすることができますのでとてもオススメです(ローリングストック法)

給油をこまめにするようになった

これは車の燃料の話です。震災の後はガソリンスタンドもしばらくの間は復旧しません。しかし、倒れかけた家から色々なものを運び出したり、避難所へ向かったりなど車を使う機会は普段以上に増えます。

一部の地域では給油をするのに数時間も並んだ人もいたようです。

自主避難するようになった

震災に会う前は、「緊急地震速報」が流れてきても聞き流していたけれど、震災後は自主的に避難をするようなったというものです。

避難は普段からしていないと、いざ地震が起きた時にはとてもじゃないですが、機敏に動くことはできません。

自主避難をして安全だったらそれに越したことはありません。他人がやっていない時に自分だけ避難するのは恥ずかしいかもしれませんが、やはり普段から避難するクセをつけておくことはとても大事です。

 

家具を固定するようになった

大きな地震が起きると、本棚や食器棚など背の高い家具が倒れてきます。地震の揺れでろくに身動きもできない状況で家具が倒れてきては逃げることができません。

家具に潰されないように、家具はしっかり固定するようにしてください。そして、棚の上などに物を置いている人は下ろしてください。揺れでそれらのものが飛んできて思わぬケガをしてしまいます。

生きているということを意識するようになった

東日本大震災や熊本地震など、多くの犠牲者がでました。それこそ老若男女関係なくです。

震災のあと、「今生きている」ということを本当にありがたく、強く実感しているという声が多いです。

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