大きな地震が起きた時、道路は渋滞し、鉄道は止まり、家に帰る手段は「徒歩」しかない。
そんな帰宅難民になってしまった時、覚えておいてほしいことがあります。
震災経験者の声から学べることを、ぜひ覚えておいてください。
帰宅難民になった人の声
一昨日の地震で新宿から2時間歩いて帰宅したのが、やっぱりきいて風邪ひいてしまった…。-10kgでかなり寒さがこたえる。メンタル面は最弱なので簡単に悪夢にうなされます。もう忘れろ俺…。
— Narses (@Narses_T) 2011年3月12日
昨日の地震で帰宅困難者になってしまった…4時間歩き続けて足痛い!
— Hideaki Hattori (@sakuranobell) 2011年3月12日
徒歩帰宅支援マップを用意
地震が起きた。さあ家に帰ろうと思っても、
「避難場所がどこにあるの?」
「帰り道に利用可能なトイレってどこ?」
など、わからないことだらけです。
そんな帰宅困難者を支援すべく、地方自治体では「徒歩帰宅支援マップ」というものが用意されていますので、プリントアウトして会社や学校に置いておきましょう。
昨日交番が道を聞く人で溢れてたとのこと。災害時帰宅支援マップを持ってる人はもちろん、スマホの電池節約のためにもポケットサイズの東京都23区地図とか持ってる人は向こう数日は持ち歩くことをおすすめします。余震まだまだ続いてるし。文庫本サイズだからぜひ常備を。役に立ちますよ!
— カワグチ ユーキ (@youkik444) 2011年3月12日
今回のことで、日頃からの備えを見直す必要性を痛感した。
災害時帰宅支援マップは買っておかないと。— saisai (@kms223k) 2011年3月12日
会社にスニーカーを置いておく
社会人の場合、革靴やハイヒールなどを履いている人はとても多いです。
しかし、帰宅難民になってしまった場合には、電車やバスが使えないため何km、下手をすると10km以上歩く必要があります。
そんな距離を靴底が薄いものを履いていたのでは、歩き疲れて仕方がありません。
履かなくなったものでも十分なので、「歩きやすい靴」を会社に1足は置いておきましょう。
今朝の地震、大事に繋がらないことを心より願います。大震災の後はヒールの低い靴が良く売れたそうです。交通機関に影響があって徒歩で帰宅せざるを得なかった人々が「たくさん歩ける靴」の重要性を見直すことができたからでしょう。勤務先に緊急避難用の靴と靴下を置いておくといいですよ。#災害時靴
— Eir's Yo Kusakabe (@eirs_yokusakabe) 2016年11月22日
今回会社から渋谷まで歩いたのだけど、たとえば地震じゃないにしても“帰宅難民状態”になった時、ハイヒールは無理だと思った。
昨日ちょっと歩きづらいサンダル履いてて、「会社履きの方にすればよかった」って本気で思ったし、“歩いて帰れる会社靴”は絶対必要。— ゆうり JAPAN (@maniaxxx) 2011年3月12日
会社のデスクに食べ物を入れておく
帰宅するまでに長い距離を歩かなければならない人もいるでしょう。そのためにはエネルギー源となる食べ物が必要不可欠です。
帰り際のコンビニで買おうと思っても、売り切れ続出で買うことはできません。
ですので、会社のデスクには「食べ物」と「ペットボトル1本」は常備しておくようにしましょう。
バイトから帰宅中。車おりてコンビニ寄ったらパン・菓子パンが一切なかった。店員に聞いたら地震の影響でパンが入荷してこない、先ほど注文したものが運送されて来ましたけど全部で2個しか入荷されませんでした、と。こわい、お蕎麦もレトルト食品も売り切れてた。東京で来たら相当やばいんだろうね
— OH!gawarie (@periechan865) 2011年3月12日
3月11日の大地震。勤務先から徒歩で帰宅。約10時間掛りました。
携帯ラジオ、リュック式鞄、歩行用シューズ、防寒グッズは、必需品であることを確認しました。コンビニでは、食べるものが不足するので、これも必需品。飲み物は、入手可能。— suzuki shigeru (@atomicion) 2011年3月12日
会社や学校に留まる方がいい場合がある
地震が起きれば心が落ち着く家に帰りたいものです。
ですが、ちょっと待って下さい。みんなが一斉に家に帰ろうとすると道が大混雑してしまいます。
防災対策をしている学校や会社であれば備蓄品を用意しているところも多いでしょう。
大混雑の中を帰るよりは、学校や会社で待機して交通機関の麻痺が回復してから帰宅した方が、体力を消耗しなくてすむ場合もあります。
建物の倒壊の恐れがなく、備蓄品などもある場合は、一旦待機してから行動するということも選択肢の一つということを心に留めておいてください。
朝まで会社に待機。テレビ見たり段ボールの上で寝たりしながら朝を迎え、落ち着いたところで帰宅。眠いけど何かまだ恐くて寝れない。会社でみんなでいた方が安心だった。昨日は外出なくて本当に良かった。安心な暖かい場所でみんなと一夜を過ごせた。
— Yuto Suzuki (@nezuko1) 2011年3月12日
拍子抜けするほど順調に帰宅。地下鉄&私鉄が終夜運転していたせいか、混んではいるものの、朝の通勤ラッシュに比べたら全然たいした事のないレベル。やっぱり早朝まで会社で待機したのが良かった。自宅も多少の写真やパネルが落ちたり、本が雪崩を起こしている程度で一安心。TVが無事で(^o^)/
— Kei☆ (@dumakei) 2011年3月11日
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