2016年10月23日 地震雲を見たという情報が全国に広がっていることについて

2016年10月24日

2016年10月23日 鳥取地震発生してから2日経った今日、「地震雲を見た」という情報が全国にかなり広がっているようです。今回情報が広がった経緯について、検証してみようと思います。

 
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全国各地の観測情報

大阪(太い筋状の雲)

兵庫

千葉(肋骨状の雲)

三重(肋骨状の雲)

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情報拡散の経緯について

鳥取地震が起きた当日、そして翌日には地震雲を見たという声はあまり聞かれませんでした。2日経ってから増えたことから、地震の情報を集めるのに1日を要し、「地震雲」というワードを目にするようになった。そして、ふと空を見上げてみれば「地震雲と呼ばれるような雲があって心配になった」のだと思われます。

 

まとめ

普段は気にもとめていない雲の形に対して、「情報を入手した後に見てみたら地震雲と呼ばれる雲の形にそっくりだった」ということで、今日全国に情報が広がっているようでした。

地震が起きたのが金曜日。そして翌日は土曜日で多くの人が地震に関する情報を得る時間が多かったと思われます。そこで翌日から早速実践ということで、日曜日の今日空を見上げてみた結果、情報が拡散したものだと思われます。

※【本当?嘘?】地震雲が発生した報告7例のその後を調査してみた

過去にも何度も述べていますが、地震雲の発生と地震の発生についてはほとんど因果関係が見られません。地震に関する情報を入手することはとても良いことだと思いますが、その真偽の程を確かめずに不安になるよりは、明日自分の地域で地震が起きても良いように準備や備蓄を進めておくことが大切です。

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