「これを持っていた人がうらやましかった」 経験者が語る震災の時に本当に欲しかった備蓄品リスト

2016年4月3日

sairen

震災を経験した人が欲しかったものは何?

今日、もしあなたの住む地域に東日本大震災・熊本地震クラスの地震が来たとしたら、、、。あなたは満足な備えはできていますか?

震災になれば電気・ガス・水道が止まってしまい、普段の生活からは大きく一変してしまいます。実際に震災を経験した人たちは、何が欲しかったのか? 経験者の声をまとめていましたので、ぜひ参考にしてみてください。

ライフライン復旧は電気1週間、水道1~3週間、ガス3~5週間!

まず最初に知っておきたいのは、大震災が起きた時にライフラインの復旧にはかなりの時間がかかるということです。

過去の震災を参考にしてみると、最も復旧が早い電気で1週間程度。そして、水道は1~3週間の時間が必要です。最も時間がかかるのはガスの復旧で、安全性の確認が必要なため復旧までに1ヶ月程度の時間を要することが多いです。

【備蓄の参考】地震の時のインフラ復旧日数まとめ

経験者が語る震災の時に本当に欲しかった物

簡易トイレ

大きな地震が起きた後には断水することがありますが、これは飲み水がないだけでなく、水洗トイレが流せないということを意味します

そして、上水道より下水道復旧は長引く傾向にあり1ヶ月以上も水が流せないということもあります。

トイレにいくのは人間である以上避けて通ることはできません。けれど、水が流せないのであれば臭いを抑えることができず、精神的につらくなってしまいます。

しかし、簡易トイレを持っていれば解消することができます。水を流せるわけではありませんが、臭いをシャットダウンしてくれる優れものです。

N/A
出典:amazon

驚異の防臭袋 BOS (ボス) 非常用 トイレ セット

スマホ用の予備バッテリー(ソーラーバッテリー)

地震が起きた後、何をするのか? といえば、現代においてはまず真っ先に情報収集をするでしょう。

「震度はどのくらいだったのか」「震源はどこか」「交通情報確認しないと」などなど、調べたいことは盛り沢山です。そしてtwitterで自分の安全を発信する人も多いでしょう。

そうこうしているうちに電池はすぐになくなってしまいます。

地震情報を知る上でツイッターってものすご便利だ。安否確認も早い。ただあいぽんのバッテリーなくなるの早すぎる・・・

— さえ子 (@saekochi) 2016年4月18日

地震速報は携帯のバッテリー減るからやめてほしい

— THE☆ゴリラ+ (@kesizumi4649) 2016年4月16日

今のご時世、スマホは必須アイテムです。普段の生活でも電池が切れるということはよくありますので、少なくとも予備バッテリーは買っておきましょう。

ただ、大震災の場合は、停電が1週間程度続く可能性がありますので、予備バッテリーだけでは心許ないです。

大震災ののことを考慮するなら、太陽さえ出ていれば無尽蔵に充電が可能なソーラーバッテリーの方が断然オススメです。

私も買いましたが、曇の日でも充電できましたので性能は十分です。何より「これを使い切ったらもう使えない」という心配がないのでストレスがたまらないのが良いのでとても気に入っています。


出典:amazon

モバイルバッテリー

食料品(特に野菜)

大きな地震が起きると交通網がマヒしてしまうため、数日の間食べものや飲みものを手に入れることがとても困難になります。

たとえスーパーへ買いに行ったとしても、お金があっても食べものが手に入りません。

アルファ米は水やお湯をかけるだけで食べられるもので、災害用として重宝されている代物です。しかも、味のレパートリーが豊富なので備蓄用としてはもってこいです。


出典:amazon

尾西食品 アルファ米12種類全部セット(非常食 5年保存 各味1食×12種類)

そして、食べものの中でも特に欲しかったという声が多かったのが野菜でした。

大きな地震の後には、各地から支援物資として食料が配布されることになりますが、そのほとんどがおにぎりやパンで、野菜の供給はほとんどなかったようです。

生野菜を備蓄するのは難しいですが、野菜スープやフリーズドライなどであれば長期保存が可能ですし、野菜を食べたいという欲求が満たされます。(野菜ジュースだとちょっと物足りない)


出典:amazon
カゴメ 野菜の保存食セット
(2016年 日本災害食大賞の機能性部門で優秀賞)

灯油ストーブ・灯油(簡易コンロ・ガスボンベ)

灯油ストーブが重宝がられる理由は大きく2つ。「暖を取れること」と「食べ物を温めることができること」ができるからです。

夏に大震災が起きたのであれば、暖を取る必要なあまりないかもしれませんが、寒さの厳しい冬だけでなく、春や秋なども朝晩は気温が下がり冷え込みます。

そんな時に暖かくしたくても、電気やガスは来ていないため暖房器具を使うことができません。けれど、灯油ストーブであればライフラインの復旧とは関係なく暖を取れるということで、東日本大震災や熊本地震を経験された方から「とても助かった」「持っていてよかった」との声が多く聞かれています。

また、灯油ストーブは体を温めるだけでなく、天板にヤカンや鍋を置けば食べ物を温めることもできます。大震災の後は温かい食べ物を手に入れることがとても難しいので、煮炊きができるものがあると大変助かります。煮炊きができるという意味で、簡易コンロやガスボンベなども備蓄しておくといいでしょう。


出典:amazon

コロナ 石油ストーブ 3.7L (木造6畳まで/コンクリート8畳まで)

ドライシャンプー

髪を洗えなくて辛かったという人も多かったです。震災時は水不足になりますので、髪を洗うことができずベタベタになって気持ち悪かったのでしょう。ドライシャンプーであれば水で洗うほどではありませんが、スッキリできるのすごく良かったとの声多数ありました。

出典:amazon

ドライシャンプー スプレータイプ 150ml

災害時の備蓄リスト

今回紹介したもの以外にも準備すべき備蓄があります。水、食料、懐中電灯など。あなたの備蓄は揃っていますか?

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