阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震など大きな地震が起きる日本。
日本に住んでいる限り、地震から逃れることはできません。しかし、地震による被害を最小限に留めることはできます。
過去に被災した人たちが、地震の前にはしていなかったけど地震を通して気をつけるようになった5つのことについて紹介します。
備蓄品を多めにストックするようになった
とても多かったのが、「備蓄品のストックを多めにするようにした」というものです。
特に、東日本大震災や熊本地震などの大震災の場合には、なかなか補給がされず食料や水が不足する自体が何日も続きました。
「ふだんからもっと備蓄しておけば良かった」という声は驚くほど多かったです。
政府は飲料水は1人あたり3日分は用意したほうがいいと推奨していますが、大震災を想定するのであれば1週間分は備蓄しておきたいところです。
食料品に関してはストックを多くしてしまうと、「賞味期限が切れてしまったときにもったいない」と思うかもしれません。
しかし、常日頃から使う食材を多めに備蓄食材としてもっておけば、古いものから順次消費していくことで、常に新しいものを備蓄品にすることができますのでとてもオススメです(ローリングストック法)
給油をこまめにするようになった
これは車の燃料の話です。震災の後はガソリンスタンドもしばらくの間は復旧しません。しかし、倒れかけた家から色々なものを運び出したり、避難所へ向かったりなど車を使う機会は普段以上に増えます。
一部の地域では給油をするのに数時間も並んだ人もいたようです。
大地震に備えてガソリン備蓄おすすめですよ
電気は最優先で復旧するが都市ガスは当分出ない
ガソリンスタンドは長蛇の列で給油困難
車もバイクも動かせなくなるから、常になるべく満タンにしておいたほうが助かる
住環境が許せば20L携行缶で短期間備蓄しつつ消費回転していくのがおススメ— h-m-o🏕3/3南伊豆キャンツー (@hamuos) 2017年9月28日
鳥取の地震のnews聞いて、帰りにガソリン満タンにしてきた。スタンド、車の列が出来てた。ガソリンが無いとどれほど大変か、身に染みてるから・・。給水に行くにも、水を運ぶにも、食糧買出しも、車無いと出来ない。※そして給油しに行くにも、ガソリン「すっ空カン」では行けないし。
— あんどうdy7 (@sinyaando) 2016年10月21日
自主避難するようになった
震災に会う前は、「緊急地震速報」が流れてきても聞き流していたけれど、震災後は自主的に避難をするようなったというものです。
避難は普段からしていないと、いざ地震が起きた時にはとてもじゃないですが、機敏に動くことはできません。
自主避難をして安全だったらそれに越したことはありません。他人がやっていない時に自分だけ避難するのは恥ずかしいかもしれませんが、やはり普段から避難するクセをつけておくことはとても大事です。
うちも震災前まではそうだったなあ。
震災後は緊急地震速報でも自主避難するようになった^^;— すずぽ (@suzupo_neko) 2017年8月2日
家具を固定するようになった
大きな地震が起きると、本棚や食器棚など背の高い家具が倒れてきます。地震の揺れでろくに身動きもできない状況で家具が倒れてきては逃げることができません。
家具に潰されないように、家具はしっかり固定するようにしてください。そして、棚の上などに物を置いている人は下ろしてください。揺れでそれらのものが飛んできて思わぬケガをしてしまいます。
地震以降本の部屋のドアが開かなくなった件、本棚が倒れたのでなく、ワゴンが倒れてドアの通り道を塞いでいたのだと判明、棒で押しのけてどうにか開きました。家具はしっかり固定したほうがいいですよやっぱり。
— みあぴの (@miapino) 2014年11月24日
家具の固定、上に危ないものを置かない。は、もう癖になった。ものを置くときに、地震が起きたらどうか考える。
— みこと (@matumiko) 2014年3月14日
生きているということを意識するようになった
東日本大震災や熊本地震など、多くの犠牲者がでました。それこそ老若男女関係なくです。
震災のあと、「今生きている」ということを本当にありがたく、強く実感しているという声が多いです。
今日で6年目。
今日を生きたかった人が沢山いたのに、予想もしなかった地震で命を亡くした方が何人もいます。今日を生きていることを当たり前に思ってはいけないです。今日生きていることを誇りに思います。ご冥福を祈ります#東日本大震災から6年
— 咲歩 (@______ttj) 2017年3月11日
地震が起きて、人が亡くなってしまう度に思う。生きていることを大切にしないとって。生きたくても生きれなかった人が今回の地震に限らず今まで沢山いたと思う。自分が亡くなるその時まで生きてて良かったって思える人生を送ることが、そういった人達に少しでも報いになるのかなと個人的に思う。
— Taro T. たろう (@kashilotte_kara) 2016年4月17日